スマート振動センサー「M-A750FB」の
計測モード
振動レベル判定
加速度データを元に、VC判定を行います。「リアルタイム計測」のほか、多点測定で比較するのに便利な「ワンタイム計測」や特定箇所の長時間計測に使える「連続ログ計測」が行えます。
こんなシーンで活躍します
・クリーンルームの振動環境を調べたい
・架台/浮床防振/防振システムの振動を測定したい
・露光装置、三次元測定器、レーザー干渉計、半導体製造装置などの振動影響を調べたい
加速度
設定したサンプリングレートで、3軸方向の加速度を計測します。3軸、2軸の時系列によるグラフ表示のほか、X/Y/Z軸それぞれの周波数帯域ごとのパワー分布も確認できます。
こんなシーンで活躍します
・精密機器の輸送時の振動試験を行いたい
・生産設備の劣化や異常を検査したい
・建築物の振動を時系列で計測したい
傾き
3軸方向の傾き角度を計測できます。XY/YZ/ZXの2軸においての傾きを確認でき、また傾きの許容範囲の判定も行えます。X/Y/Z軸それぞれの傾きの時系列変化も確認できます。
こんなシーンで活躍します
・クレーン車や高所作業車の車体水平を検出したい
・半導体製造装置などの設置場所の傾きを計測したい
・生産設備の傾きを調べたい
特長
M-A750FBM-A750FB
いつでも、誰でも、手軽に振動計測
これまで製造設備の振動計測を専門の業者に依頼していませんでしたか。そのため、費用もかかり、振動解析の結果が出るまで時間がかかっていませんでしたか。
スマート振動センサー「M-A750FB」は、専門業者に依頼しなくても、自社で簡単に振動計測が可能です。さらに、専用のViewerソフトウェアを利用することで、現場担当者自身がその場で結果を確認できます。
低周波数の振動測定に強い水晶センサー採用
エプソン独自の水晶加速度センサー素子を採用。
水晶センサー素子の周波数変化で加速度を検出します。
建物や地面等の”低周波数の振動計測“に適しています。
小型で軽量、持ち運びも簡単
スマート振動センサー「M-A750FB」は小型・計量で、手のひらに乗るサイズなので、持ち運びも簡単です。
無線で接続、離れた場所でも計測が可能
Bluetooth®による無線通信が可能です。
立ち入りが難しいエリアでも、M-A750FBを設置して、離れた場所のコンピューターで計測データの取得・解析を行うことができます。
簡単に振動を計測できます。
スマート振動センサーは単体(※1)で簡単に計測ができます。複雑な配線や設定は不要です。
①加速度の計測/保存
②傾きの計測/保存
③許容振動基準の読み取り
(VC-A~VC-G)
(※1)動作には外部からのUSB給電が必要となります
専用ソフトウェアを無償ダウンロード可能
Windows®用の専用ソフトウェアが無償ダウンロード可能。
計測結果をPC上でリアルタイムに表示できます。
①加速度計測
②傾き計測
③1/3オクターブバンド分析+トリパタイトグラフ表示
④振動許容基準(VCカーブ)表示(VC-A~VC-G)
振動許容基準(VCカーブ)表示
専用ソフトウェア(無償ダウンロード可能)を用いると、1/3オクターブバンド速度スペクトルによる、振動許容基準(VCカーブ)の表示/確認が可能です。(VC-A~VC-G)
校正が可能
スマート振動センサー『M-A750FB』は加速度の校正が可能です。製造現場における品質マネジメントシステムの要求事項として、測定器の校正が必要な場合、校正を承っています。校正内容・期間・料金に関しては別途ご相談下さい。
こんな方におすすめです
M-A750FB外部専門家に振動計測を依頼せずに、自社で簡単に計測・分析をしたい
振動計測のエキスパートを社内で育成し、振動計測を自社で完結できるようにしたい
担当者の感覚に頼っている設備の状況把握を数値化・定量化して誰でもできるようにしたい
振動が影響しているかもしれない製造課題があるが、調査方法に悩んでいる
工事の影響範囲を事前に測定して、生産への影響を最小限にしたい
設備設置時や課題発生時に床振動の影響を確認したい